Progateをやっていますが、「Progateは意味ない」という否定的な意見を聞きました。
Progateは継続してやるべきでしょうか?効果についても教えて欲しいです。
人気があるProgateですが、一部では「やっても意味なくない?」という否定的な意見も聞きます。
当記事では、Progateのレベル120を突破した現役エンジニアの私が「有料版Progateの効果と使い道」について言及していきます。
数年かけてちまちまと色々な言語を学習していった結果、気づいたらレベルが高くなってしまいました。
早速結論ですが、Progateは最高なサービスです。
Progateがなかったらエンジニアになれなかったな…という人は自分を含めてかなりいると思います。
ただ、自分も陥りかけたのですが、「そもProgateのやり方意味ないよ」と言われないようにだけ注意が必要です。
この辺りの意味を深掘りして解説していきます。
Progateは意味ないことはないが学べないことは多い
最初に結論を述べた通り、Progateで学べることは多いです。
ですが、以下の注意が必要です。
- Progateをやりこんでも意味はない
- Progateでは自己解決能力は身に付かない
- Progateでは基礎を学べるが、基礎の全ては学べない
1つずつ解説していく中で、Progateとの正しい向き合い方をこの記事で認識しましょう。
Progateをやりこんでも意味はない
Progateは正直何周しても分からないところはありますよね。
自分も答えと解説を見たはいいけど結局良く分からない・・・記憶にもあまり残っていないという部分がありました。
特にHTML・CSSの道場あたりとか、何周しても「これで十分!」とは思えず、不安が残ります。
だからこそ
- とことん分かるまでやりこみたい
- 他の言語もどうせなら触れてみたい
と思う人もいるわけです。
ただ、Progateを100周しようが完璧な知識は得られません。
足りない知識を補うのはProgateの次の周回ではないです。
例えば100周したとしても、「HTMLとCSSを使って自作のサイトを作ってみてね!」と言われると手も足も出ないという人が大半かと。
たとえProgateで理解不足なところがあってもOKのスタンスで進めるのが正解です。
スキルアップの過程で、後々になって全く分からなかったところが急に腑に落ちるときがやってくるものです。
Progateは基礎の基礎を学習するものです。
基礎の基礎を学習=スライムを倒し続けている感じで、どれだけやりこんでもスキルアップはしません。
Progateってどこまでやるべき?と聞かれると、5周目くらいが限度かなと思います。
Progateで自己解決能力は身に付かない←自己解決できないと意味ない人のまま
Progateでもエラーが出ると思いますが、エラーが出た場合はヒントやスライドを見るはず。
ただ、プログラミングは「エラーなどをググって解決する」のもスキルの1つと言われているくらい重要。
しかしProgateだと、一切ググることなく終わります。
Progateの機能は滅茶苦茶ありがたい「補助輪」ですが、以下の図解のように補助輪なしの状態で進む練習もする必要があります。
そのためには、
- 自分で調べてコードを書く
- 自分の頭で考え続ける
- エラーと数時間にらめっこ
という過程が必須になるわけです。
厳しい意見ですが、エラーが出たら他人に聞かずとも自己解決できる人材が求められていて、それができないと意味ない人になりがちです。
そのためには実際に練習が必要で、Progateをさっさと卒業して練習過程にすすむ必要があります。
Progateでは基礎を学べるが、基礎のすべてを学べない
Proagateでは基礎を学べますが、基礎部分全てを学べるかと言われると「NO」です。
大抵のサイトはProgateで学習してないものを使わないと実装不可能です。
一番最初に自分でコーディングしていく中で、「見たこともないCSSが必要じゃん…」となりました。
でも、それを1つずつ身につけることでレベルアップしてきました。
つまり、Progateでは何周しても基礎はバッチリマスター!とはならないわけです。
【解決策】Progateはなんとなく分かったら卒業しましょう
ここまでの話を聞くと
Progateは良くないのでは?
と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、Progateは入門に関しては最強です。
あれだけ詳しくてわかりやすいのに、月990円(税込)~です。
プログラミングを学習するとなると、本を言語ごとに買っていくだけで、おそらく5000円くらいにはなっちゃいます。
実際に自分も活用してプログラミングを学習して結果エンジニアになっていますし、始めの一歩としては最高だと思っています!
なお、有料版にすることは必須なので、1ヵ月だけでもいいので惜しまず投資しましょう。(そもそも課金前提です)
格安ですし、無料の部分だけやって楽しいとちょっとでも思えたら課金を決意。
最悪暇つぶしにはなるよね!くらいのゆるい基準で進めてOKだと思っています。
実際にスキルが一番伸びるのは「現場」
Progateは分からなかったところでも最高3周にとどめて、さっさと次のステップに進むべきです。
自分もなんとなく分かったんだけど、正直説明できるほどのレベルではないなぁという状態でProgateを卒業しました。
実践的な練習の方がProgateより成長率は高いですし、結果的に早く目標達成までこぎつけられます。
いきなり1人で学習となるとかなり難易度も跳ね上がりますし、スクールを検討するのもオススメです。
人気記事おすすめプログラミングスクールのランキング12選【2024年最新】
Progateは全部の言語をやるべきか?
ここでちょっと疑問に出てくるのが、『Progateの言語選択』についてです。
Progateは意味ないことはない!とさんざん言っておきながら、使わない言語を学習するのはマジで意味ないです。
Web開発をするのが目標であれば(たいていの場合)Pythonの学習は必要ありませんし、PHPかRubyどちらかの選択をすることになるでしょう。
学習が必要な言語がサッパリわからん!という方は『【Progateの進め方】最高効率で学習する方法・学習順番と注意点を解説』の記事を参考にしてください!
スクールに行く予定なら、そのスクールで学習できる言語をProgateで一通り学ぶというのもアリ!
Progateが終わったらするべきこと【Progateだけでは身に付かない】
繰り返しになりますが、Progateだけではプログラミングは到底身に付きません。
Progateをさっさと卒業して、次は何をすればいいのかという話になってきますが
たとえ無理に感じたとしても成果物を作るべき
です。
つまり、スクールに通う or すぐ稼ぐためのステップを実行するなりして目標達成に貪欲に向かっていこうということ。
Progateが終わって独学になるのが心配な人はプログラミングスクール
Progate卒業後は急に突き放された感じがしてかなりハードだと思います。
先ほどの「自己解決で日々淡々と学習を進められる」という人は正直1割もいないでしょう。
絶対に精神的にきつくなる場面が来て、諦める可能性大です。
プログラミングスクールだとカリキュラムでやることが決まっていて、不安にならずに進めます。
学習において「不安にならない」というのは最高で、「今やってることが本当に為になるのかな~」とか「もっとうまいやり方ないかな~(検索)」などで時間を費やすことも無くなり、プログラミングだけに注力できるようになります!
もしちょっとでも「きつそう・・・」と思ったら、お金を払ってでもスクールに行く価値はあります。
なお、スクールのカリキュラムは完全初心者にとっては結構厳しいところが多く、Progateでサラッと学習してから受講するのがベストとも言われています。
ただ、スクールは乱立状態という感じで、良いところが探しづらくなっています。(詐欺まがいなところも。)
そこで、ランキング形式にプログラミングスクールを『おすすめプログラミングスクールのランキング12選【2024年最新】』の記事にて紹介しています。
運営者や卒業生に話を聞きつつオススメスクールを選んでいるため、信頼性も高いかなと思います!
独学で引き続きプログラミング学習をする場合
プログラミングで稼ぐことを目標にすると、人に見せられるだけの成果物が必要になってきます。
つまり、ポートフォリオ作成です。
他人のポートフォリオを見て、「何かしら機能のあるページ」を目標としてレベル感を掴み、それを目指す形になるかと。
当サイトでは、以下の記事でポートフォリオの見本を閲覧可能・ファイルの配布も行っています。
実際にポートフォリオのデモサイトを見て感覚を掴んでみてください。
参考ポートフォリオサイトテンプレート(シンプル)無料配布とカスタム方法
そして、稼ぎたいという方は並行してWordPress学習に入っていくのがオススメです。
そこまで難易度も高くないですし、この後PHPを学習→WordPressを実際にいじってみるというステップでシンプルで分かりやすいです。
なお、『【目標月5万】プログラミングで稼ぐ全手順【細かい5STEPで解説】』にてそのステップを詳しく解説しています。
上記の流れは
- 分からない部分が出てきても自己解決で進んでいける人
- 頼る人がいなくても日々淡々と学習を進められる人
であれば、引き続き進めていけるのではないかと思います。
少なくとも私はProgate経由でエンジニアになれた
ということでまとめです。
- Progateは意味ないことはないが学べないことが多い
- 自己解決能力や、基礎のすべては身に付かない
- 足りない知識を補うのはProgateの次の周ではなく、次のステップ
- Max3周くらいで次のステップにさっさと進もう
- 次のステップはポートフォリオ作成や、スクールなどがおすすめ
Progateは入門に関してはこれ以上ない教材だと思っています。
プログラミングをどこから始めたらいいか分からないと悩んでいる人はまずはProgateから始めてみましょう。
Progate→独学で稼ぐステップを実行 or スクールに通う
上記の流れが「プログラミングが本当は向いていないのにスクールに通ってしまった・・・」なんて大失敗にもならずオススメです。
少なくとも私はProgateを経由して学習し、その後エンジニアとして働けるまでの技術力を得ました。
どうやって最初は学習しようか・・・と悩むのは正直時間の無駄なので、サクッとスタートを切りましょう!