ポートフォリオ用に作品を掲載したいとなると、レンタルサーバーを借りる必要が出てきます。
特にWordPress自作テーマなどのポートフォリオを掲載したい場合、WordPressインストールができるサーバーを選ぶ必要が出てきます。
今回の記事では、ポートフォリオを作ったけどサーバーはどこを使えばいいか分からない!という人に向けて、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。
ポートフォリオ掲載でオススメなサーバーは、ロリポップ!のライトプランです。
なにより料金が安く(220円/月~)、かつ困らない程度のスピード、管理画面の分かりやすさがあります。
>>契約方法や準備方法について解説した記事
上記はブログ用としての立ち上げ方の解説記事ですが、ポートフォリオ用でもやることは同じです。
サーバーの条件や詳細、料金比較などを紹介していきます!
ポートフォリオに必須なレンタルサーバーの条件
レンタルサーバーは安いものから高いものまで様々ですが、ポートフォリオに必要な条件について解説していきます。
レンタルサーバーの価格が安い
まずは価格が安いこと。
価格の高いプランや価格の高いレンタルサーバーは性能も良いのですが、企業が運営しているような月間50万PVを超えるようなサイトでない限りオーバースペックになります。
ポートフォリオで使用するくらいなら月額1,000円までくらいで問題ないでしょう。
なお、レンタルサーバーは
- サーバー代金(月額費用)
- 初期費用
- ドメイン代(URLの冒頭で使っている部分。当サイトならprogramming-yell.jp)
の3種類の値段がかかってきます。
世に公開されているサイトは以下の画像のような手順で公開されており、ドメイン代も必須となります。
サーバーによってドメイン代は無料になるところもあります!
それを含めて料金比較を後述します!
WordPressをインストールできる
現状WordPress関係の仕事を引き受ける予定がなくても、WordPressがインストールできるレンタルサーバーを選んでおきましょう。
ポートフォリオとしてWordPressを使ったサイト作りは多くの人が掲載しています。
初めからWordPressがインストールできるレンタルサーバーでないと、
もしWordPressが必要になったときは現在のサーバーを解約して、別のサーバーと契約
という事になります。
初期費用がもったいないですし、最初からWordPressインストールができるサーバーを選択しましょう。
プランによってはWordPressインストール不可のところもあるので注意!
大手のサーバーである
レンタルサーバーを選ぶときは大手のサーバーを選択しておきましょう。
サーバーで不具合が生じたときの対応力が違いますし、サーバー関係で分からないことがあってもユーザーが多いので情報が出回っています。
障害が発生したときに原因特定までが早いのが大手。
利用者が少ないサーバーだと、原因もいつ直るかも告知が遅くなる可能性があります。
本記事で紹介しているサーバーは大手の有名どころばかりを選んでいます!
無料で独自SSLを導入できる
SSLを導入すると、簡単に言うとURLの『http://~』が『https://~』となります。
セキュリティの面で重要になってくるのですが、最近は『http://~』のサイトにアクセスするとアドレスバーに警告が出てきます。
正直、この警告が出ている人には仕事を頼みたくない・・・というのが本音です。
無料で独自SSLを導入できることはポートフォリオにとって必須と言えるでしょう。
サーバーの操作画面が親切である
特にポートフォリオはサーバーにアップロードしたファイルを編集することが多いと思います。
サーバーの操作画面が親切かどうかというのは結構重要になります。
個人的にはConoHa WINGが一番使いやすいのですが、本記事で紹介しているサーバーならそこまで気になりません。
ポートフォリオを掲載する際に、サーバー内のファイルをいじる必要が出てくるのですが、その際にも管理画面の分かりやすさは重要になります。
ポートフォリオにおすすめのレンタルサーバー3選
ポートフォリオに必須な条件をすべて満たすオススメのレンタルサーバーは以下の通り。
- ConoHa WING(ベーシックプラン)
- ロリポップ!(ライトプラン以上)
- エックスサーバー(スタンダードプラン)
それぞれの特徴を解説していきます!
各サーバーの解説の最後にWordPressブログの始め方の解説記事のリンクも掲載しています。
ポートフォリオ用にWordPressを開設するときも全く同じ手順なので参考にしてみてください。
ConoHa WING(ベーシックプラン)
コスパを重視するのであればConoHa WINGがオススメです。
表示速度が爆速であるにも関わらず値段も抑えめなのが良いポイント。
ポートフォリオだけで使用するという場合はちょっと高く感じてしまいますが、ブログ運営もするとか、サービス運用することを考えているのであればオススメです。
また、ConoHa WINGは本記事で紹介している3社の中で最新のサービスということもあり
- WordPressの立ち上げがしやすい(分かりやすい)
- 管理画面が見やすい
- 技術も最新レベルで表示速度が高速
といいことづくめなサーバーです。
当ブログもこのConoHa WINGを使用しています!
月額料金 | 1,320円~ ただし、キャンペーンにより約800円~の場合がほとんど |
初期費用 | 無料 |
無料独自SSL | 無料 |
ドメイン | 2つ無料 |
『ブログを始めるならConoHa WING!』と言われるまでになっていて、ブログをやっている人なら誰もが使っているレベル。
当然個人サイトや企業サイトでも使うことが増えていますので、使い勝手重視で選ぶならConoHa WINGで決まりでしょう。
良く『サイトスピードが速くなりませんか?』という相談を頂くのですが、正直小手先の対策よりも、サーバーを変更することで大幅に改善します。
上記のような相談はよく来るので、スピードが速くてコスパの良いConHa WINGに慣れておくという意味でも利用価値は高めです。
ロリポップ!(ライトプラン)
とにかく値段を安くしたいのであればロリポップ!で決まりです。
月額264円~利用できるので、とりあえずポートフォリオが公開できればOK!という人には向いています。
色々なプランがあるのですが、「ライトプラン」以上であればWordPressの利用もできます。
値段の分表示速度などは他社レンタルサーバーに劣りますが、ポートフォリオだけの掲載をするのであれば問題ないでしょう。
月額料金 | 264円~ |
初期費用 | 無料 |
無料独自SSL | 無料 |
ドメイン | プラン・条件によっては無料 ライトプランは有料 |
安いことからも、お客さんで利用している人も結構多いです。
個人から案件をいただいてサイトを作る際は、『自分もロリポップを触ったことがあるのでお任せください!』と自信をもって言えるような場面が出てきます。
私も実際に使ったことがありますが、管理画面もまぁまぁ使いやすいですし文句は速度面だけでした。
ポートフォリオ用であれば、正直デメリットというデメリットはないかもしれません。
エックスサーバー(スタンダードプラン)
ハイスペックで安定性、信頼性も抜群なのがエックスサーバーです。
サーバーってたまーにどうしてもミスや機械トラブルなどで繋がらなくなる状況が起きてしまうもの。
でもエックスサーバーはサービス開始から20年近く経っており、その経験からも信頼感は抜群です。
紹介している3社の中では一番高いサーバーにはなってしまうので、ポートフォリオ以外にも色々運用していきたい人向けのサーバーです。
月額料金 | 990円~ |
初期費用 | 無料 |
無料独自SSL | 無料 |
ドメイン | 条件次第で2つまで無料 (12ヵ月契約、クレジットカードで自動更新で1つ無料) |
安定感が抜群なので、企業サイトはよく使っているイメージですね。
慣れておくと大型案件の際にやりやすいかなと思いますので、多少値は張りますが最初からエックスサーバーを選択するのも手です!
ポートフォリオ用レンタルサーバーを値段で比較
ポートフォリオ掲載の時に気になるのは正直性能よりも値段だと思います。
そこで、本記事で紹介したレンタルサーバーを料金だけで比較してみます。
契約期間が延びれば料金が安くなります。トータルで必要な料金で比較しています。
ドメイン代はロリポップは1628円、それ以外はドメイン代無料として計算しています。(ロリポップはハイスピードプラン以上でしか無料にならないため)
ドメイン代はドメイン名やサービスにより大きく変化します。
結論ですが、
ポートフォリオ掲載のみで継続利用する人:ロリポップ!(ライトプラン)
ポートフォリオ掲載のみで利用しない人:ConoHa WING(ベーシックプラン)
がベストではないかなと思います!
期間が長くなればなるほど価格差が開いていきますが、ポートフォリオ用として使うのであれば短期間で良い人も多いはず。
例えば就職・転職用だったら、就活中に使うだけでいいですからね。
一旦課金を辞めて、また課金なんてこともやろうと思えばできるので、検討してみてください。
ポートフォリオ用に無料のサーバーやドメインは使わない方がいい
無料のサーバーやドメインなんかもありますよね。あれってどうですか?
という疑問もあると思いますが、ポートフォリオ用に使わない方が無難です。
無料のサーバーやドメインは自動で広告を掲載しているものがほとんど。
自動広告となると、どこに広告が挟まれるか予測ができないということもあり、表示崩れやデザイン崩れが起きてしまいます。
練習として借りるくらいはアリかもしれませんが、それもまた労力なので最初からやめておいた方がいいでしょう。
なお、自動で広告を掲載していないサーバー(サービス)なんかもありますが、大抵WordPressのインストールは不可となっていますのでオススメしません。
普通に扱いも難易度が高くなるので、そこで苦労して慣れてもサーバーに関連する案件で使えないことを考えるとなぁ・・・と思います。
ポートフォリオにおすすめなレンタルサーバーのまとめ
本記事で紹介したサーバーはどれも人気なので、どこを選んでも大きく失敗するということはまずないです。
値段と性能を相談して、ロリポップかConoHa WINGのどちらかにするのが良いでしょう。
ポートフォリオは自分のスキルをアピールするために必要不可欠です。
就職・転職で面接を受ける前には必ず作成しておきましょう!
- ConoHa WING(ベーシックプラン)
- ロリポップ!(ライトプラン)
- エックスサーバー(スタンダードプラン)
各レンタルサーバーのWordPress開設方法についても紹介しているので、参考にしてみてください。