プログラミングを始めようか迷っているときって、失敗しないかとにかく不安になりますよね。
特に文系大学生がプログラミングを始める場合はなおさらです。
この記事を書いている私は大学生の時にプログラミングを開始し、現在は現役エンジニアとしてプログラミングをしています。
私自身は理系大学生でしたが、多くの文系出身のエンジニアの方と話す機会もあり、その経験を元に書いていきます。
さて、結論からいうと、文系大学生が「独学」でプログラミングを学ぶのはオススメしません。
どうしても理系との経験の差が出てきてしまい、かなり難易度が高くなってしまうからです。
この記事を読み終わると、文系大学生のプログラミングにおける戦い方が分かり、どのように勉強するかもわかるので、最初の一歩を踏み出せるようになります。
文系大学生が独学でのプログラミングをおすすめしない理由
早速ですが、文系大学生の独学でのプログラミングをおすすめしない理由は以下の通り。
- 理系との経験の差が出てくるため
- 独学だと稼ぐレベル・就活に活かせるレベルに到達するのはそもそも難しい
1つずつ解説していきます。
文系大学生がプログラミングを学習すると、理系との経験の差が出てくる
プログラミングには論理的思考能力の面でどうしても経験の差が出てきてしまいます。
リクナビネクストの調査によると、実務経験を1~3年ほど積めば技術面の差はほとんどなくなってくるようですが、かなりの時間がかかります。
専門知識や理数系の慢性的な苦手意識を訴える人も15人いたが、「技術面は追いつける(経済学部出身・32歳)」「1年目以降は差を感じなかった(経済学部出身・28歳)」など、2人が技術面を挽回できたと答えている。
最終的に就活の際にはどうしても理系大学生と競うことになり、不利になるのは目に見えています。
就活では主に「適性」の面を見られることが多く、プログラミングに適性がありそうか?は当然見られます。
つまり、「理系的な考え方をしているか?」ということが見られてしまうので、当然理系より不利な人が多いでしょう。
独学だと稼ぐレベル・就活に活かせるレベルに到達するのはそもそも難しい
独学でプログラミングを学習するのは想像以上に難易度が高いです。
10人独学したとして、そのうちの9人は挫折します。
「プログラミングを学習して、就活でIT企業に入れなかったとしても副業で稼げるスキルになるからいいかな~」
みたいに考える人もいますが、まず不可能です。
そもそも学ぶことが多すぎて、スキルの取捨選択でさえ難易度が高いです。
ということで、申し訳ないですが文系大学生はプログラミングスクールを強くおすすめします。
教えてもらいつつ学習することで挫折を避けることができるので、大学生ならDMM WEBCAMP 大学生向け就活対策コースがオススメ。
制度を利用すれば2か月くらいのバイト代で受講可能で、ES添削や就活対策もできます。
文系大学生はプログラミングをあきらめなくてもOK
文系大学生にとっては絶望的なこと書いてきましたが、ここまで読んで「やめよう・・・」と思うのは違います。
適材適所でして、文系大学生×プログラミングはかなり重宝される場面があるのも事実。
例えばかなり複雑な仕様をまとめるとき。
言語化が上手い文系出身者の方が誰でも分かる文章が書けるため、お客さんや仕事仲間からも喜ばれます。
他にも発注者との仕様のすり合わせが頻繁に発生するのですが、コミュニケーション能力や相手の困っているポイントを引き出すのが上手な文系出身者は重宝されます。
結局エンジニアの仕事は発注者と話しながら、発注者にとって良い機能になるように二人三脚で作り上げていく仕事です。
根本としては技術力よりもコミュニケーション能力が求められます。
プログラミングは難しいが、文系大学生でも可能
「プログラミングは難しい」というのも、一番の理由は習得に時間がかかりしんどいからという理由です。
世間一般からいうと「プログラミングは専門知識が必要で、そもそもの数学力などが必要」と思われがちですが、そんなことはありません。
例えば私がやっているWeb関係の仕事だと、正直中学生までの数学知識で事足ります。英語力も同様。
データでも、IT人材の文系出身者は3割もいます。
引用:IT人材白書2017
一番上のグラフの「全体」で言えば、文系出身者は約36%。
文系の未経験の状態からエンジニアになった人も「プログラミングに適性はない」と言っているくらいですから、文系大学生も不可能ではありません。
実際にプログラミングスクールレビューの際に卒業生から話を聞いていますが、文系でしたという人が多いです!
それでも就職や転職にきちんと成功しています。
文系大学生がプログラミングを学ぶメリットは大きい
プログラミングは難しいからこそ、稼げるレベルまで到達する人は少ないです。
そのため少数の「稼げるレベルまで達成した人」がメリットを分け合っている状態なので、もし稼げるレベルになるとかなりオイシイ思いができます。
例えば私は大学生時代にでプログラミングで時給2000円を得ることができました。
大学生のうちにプログラミングで稼げるレベルになれば時給をガンガン伸ばしていけるので、ぶっちゃけ大学生活がイージーモードになります。
文系大学生だからこそ活かせる部分がある
結局プログラミング学習をした後の仕事を考えると、確実に文系大学生の方が有利です。
こんな機能を作ってほしい!とか、この部分の細かい仕様はどうする?など、細やかなコミュニケーションが必要なためです。
偏見かもしれませんが、個人的には文系大学生の方がコミュ力が高い人が圧倒的に多かったです。
逆に心配になるくらいのコミュ力の理系学生なんかもいて。。
プログラミングをして作るものって、結局「使ってもらうもの」なので、細かい要望に応えられる人材の方が重宝されます。
スキルのある文系大学生のほうがむしろ採用されやすい気もします。
武器の少ない文系大学生がプログラミングにおける武器を持つ方法
文系大学生が独学でのプログラミング学習をおすすめしない一番の理由は、理系大学生と競うことになり、圧倒的に不利になるからで
理系の生徒は大学で学習したプログラミングスキルや、研究内容を武器に就活を勝ち抜いていきます。
そんな理系の生徒と比較される場面になったとき、文系だとアピールできる武器がかなり少ないです。
しかし、文系大学生でプログラミングにおける武器を持つと一気に逆転します。
例えば、以下の2人の学生がいたとしたら、どちらが就活で有利でしょうか?
- 情報系出身でプログラミングスキルはあるようだが、コミュ力に劣る理系大学生
- プログラミングスキルがあると分かるものがある、コミュ力がある文系大学生
当然、下の文系大学生のほうが有利になります。
つまり、プログラミングスキルがあると分かるもの=成果物を武器にして戦うことが大事!
文系大学生はプログラミングでの成果物を武器にしよう
文系大学生でもプログラミングのスキルがあるな!と分かる成果物がある時点で一気に逆転が狙えます。
ここでいう成果物は以下の通り。
上記のような成果物があれば、言葉でなくても見ただけでスキルの有無が分かります。
文系大学生は理系大学生と比較して、時間も結構ある人が多いんじゃないかと。
そのため、一度自分で何かを作って行けるくらいの知識さえ身につければ、そこからガンガンスキルを伸ばすだけの時間があります。
これはあなたの武器をどんどん強くして行けるということになり、文系大学生は時間も武器になります。
文系大学生がプログラミングを学ぶには、時短しつつ成果物を作れるスクールがおすすめ
文系大学生が「何かを作れるレベル」に到達するには、プログラミングスクールに頼るのを強く推奨します。
基礎学習まではみんなできるのですが、そのから先へひとり立ちして学ぶときにどうしても厳しいです。
例えばどうやったら思い通りの動きにできるのか全く分からなかったり、どうやったら思い通りのデザインになるのかが分からなかったり・・・。
かなり時間もかかってしまい、本当は違うのに「プログラミングは向いてないなぁ」と思ってしまう事にもなります。
スクールなら現役のエンジニアに分からない部分を聞けば一瞬で解決できますし、スクールに通えばひとり立ちして学んでいけるレベルまで2~3ヵ月で一気に持っていけます。
お金がかかるのは確かだが、挑戦すべき
ただ、プログラミングスクールってマジで高いんですよね。
20万近くかかるスクールでも「安め」という感覚です。
ただ、経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の制度を使えば70%キャッシュバックで受講できます。
詳しい条件はDMM WEBCAMP 大学生向け就活対策コースの詳細を見ていただけたらと思いますが、大学生でも使えます。
大学生の時のお金の使い道で一番良かったのは自己投資でした。
就職にもつながる話なので、十分な自己投資になるので高すぎるから無理と考えないことが大切です。
プログラミングスクールなら、就活で役立つ情報も現場のエンジニアから聞くことができるというメリットもあり、そういう面でもオススメです。
文系大学生でもあきらめずにプログラミングを始めよう!
ということで、文系大学生が独学でのプログラミング学習をおすすめしない理由と、学び方について紹介しました。
今ではプログラミングを学ぶためのサービスも増えてきまして、プログラミングを始めるハードルも低くなっています。
それゆえに、「継続が一番の難関」なので、独学であれスクールであれ、継続できそうなやり方を選ぶのが一番です。
この記事から最初の一歩を踏み出してもらえると嬉しいです。
まだまだ分からないことは沢山あると思いますが、DMM WEBCAMP 大学生向け就活対策コース にて無料相談も可能ですので、そちらも検討してみてください。