SkillHacks(スキルハックス)は他社より料金が安くて検討しているんだけど、実際はどうなのかな?
SkillHacks(スキルハックス)は一般的なプログラミングスクールよりも安く受講できるプログラミング講座です。
今回の記事では、現役エンジニアの私が受講生の口コミ調査を元に実態を書いていきます!
結論ですが、ぶっちゃけ他のスクールでいいんじゃないかな・・・と感じる点はいくつかありました。
辛口評価ではありますが、気になる方は是非読んでみてください。
SkillHacks(スキルハックス)の特徴
なにはともあれ、SkillHacksはどういうサービスなのかサクッと解説します。
特徴としては以下の通り。
値段 | 69,800円(税込) |
期間 | 買い切り型で無制限 |
学習タイプ | オンライン |
学習形態 | 動画コンテンツ |
公式サイト | https://skill-hacks.co.jp/ |
SkillHacksで一番人気なのは、Rubyを使ったWebアプリケーション開発をオンラインで学習できる講座。
94本の動画教材と無制限の質問対応サポートでプログラミング学習ができるというもの。
そしてなによりも、迫祐樹さんが講師となってサポートしてくれる部分がウリになっています。
迫さんの実績はこんな感じ。
見てわかる通り、この人が講師であれば安心感は絶大。
SkillHacks(スキルハックス)の口コミ・評判
SkillHacks(スキルハックス)の口コミと評判を集めました。
結構真っ二つに分かれている印象ではありました。
SkillHacks(スキルハックス)の悪い口コミ・評判
散々な言われようですが、 現役エンジニアから見ると全然レベルが足りてないということです。
このように、レベル感は全然値段に見合っていないという声がありました。
という事で、SkillHacksはそもそも初心者向けの講座だと思った方が良さそうです。
正直、他のスクールでここまでボロクソに言われているところはありません…。
SkillHacks(スキルハックス)の良い口コミ・評判
一方で、良い評判も良く見かけました。
Lineでのやりとりは高評価でした。
講師のレベルは高いので、その点は評判は良さそうです。
総評ですが、約7万円の講座でLineでの質問対応も丁寧でコスパが良いという声が多かったです。
ただ、他のスクールより〇〇(副業で5万円稼いだとか、転職など)を達成しました!という声が少なかった印象です。
SkillHacks(スキルハックス)のメリット
そんなSkillHacks(スキルハックス)のメリットは以下の通り。
- 講師のレベル感が受講前に詳細にわかる
- 買い切り型で受講期間が無期限
講師のレベル感が受講前に詳細にわかる
講師が事前にわかるので、いわゆる「講師ガチャ」みたいなものがないです。
講師の経歴なども分かるので、プロから絶対に教われる!という安心感は高いです。
「この人に教えてもらえるなら…!」と前もって知っている状態で受講できるのはイイですね。
買い切り型で受講期間が無期限
SkillHacksは動画教材を購入後、質問対応は無期限となっています。
つまり、諦めてやめてしまうか、目標を達成して聞くことが特になくなるときまでをサポートしてもらえます。
この値段で質問対応が無期限となると挫折もほぼ無いので、かなりコスパが良いと感じる人も多いのではないかなと思います!
SkillHacks(スキルハックス)のデメリット
一方、デメリットは以下の通り。
- 内容が初心者向け
- 質問対応がLine
- 返信が早いとはいえ不確定
内容が初心者向け
悪い口コミでもあったように、内容は初心者向けのものとなっています。
動画内容を自分の力で突き詰めると自分の力だけでサービスを作れるようにはなるでしょうが、
動画内容を応用する力
というのは身に付きづらいのではないかなと。
SkillHacksの内容は以下の通り。
0章 事前準備編 動画2本
1章 HTMLの基礎 動画6本
2章 CSSの基礎 動画6本
3章 HTML/CSS演習 動画6本
4章 Bootstrapの基礎 動画7本
5章 Rubyの基礎講座 動画12本
6章 Ruby演習 メモアプリ開発 動画7本
7章 Rails基礎講座 コントローラ・ビュー編 動画14本
8章 Rails基礎講座 モデル・データベース編 動画10本
9章 Rails実践講座 アプリの公開・メモアプリ開発 動画11本
10章 Rails基礎講座 メモアプリの発展を作ろう 動画13本
おまけ 実践コーポレートサイト作成演習 動画9本
上記のようにRuby on Railsを使ってWebアプリケーションを開発して公開するという内容になっています。
価格上どうしても仕方ない部分ではあるのですが、『自分でアイデアを出してオリジナルの何かを作る』という部分がありません。
プログラミングは基礎と応用の間に大きな壁があるので、いざ何か作ってみよう!と思った時にこの内容ではかなり難しいのではないかと感じます。
値段が見合っているのであれば問題ないのですが、初心者向けと考えると高めです。
質問対応がLine
SkillHacksでは質問対応はLine@によるやりとりになります。
Lineでプログラミングのコードをやり取りするのは正直かなり向いていません。
質問する側がまず苦労するのではないかなと思います。
そのため大抵のスクールでは自前の掲示板やチャットツールか、Slackというエンジニア御用達のツールで質問対応をしています。
慣れているツールなのでやり取りがしやすいという利点はあるものの、細かい部分の質問をするのはかなり難しい(時間がかかる)のではないかと思います。
返信が早いとはいえ不確定
講師一人が該当コースの全質問に対応しているため、返信は遅くなる場合があります。
口コミや評判では返信が早い!という声が多数ありましたが、ホームページには最長で2日かかる場合があると書かれていました。
ほとんど1日以内には返信が来るとは思いますが、この部分が不確定なのはデメリットと言えそうです。
【ぶっちゃけます】SkillHacks(スキルハックス)より他のスクールの方がオススメ
ここまで見てきましたが、15社以上のスクールをレビューしてきた私からすると
あれ…?もっといいスクール他にもあるよ…?
と感じてしまいました。
正直、他のスクールの方がより安くよりよいサポートで同じレベルまで到達できる気がします。
例えばサブスク型のプログラミング学習サービスである「侍テラコヤ」は
- 内容は初心者~中級者向け
- 質問対応は掲示板で、平均30分で回答
- 月額2,980円(税込)~で、入学金はナシ
- 月に1回以上現役エンジニアと会話・相談できる(レッスン)
- 学べる教材はWeb開発、Web制作、Webデザインが主で、40種類以上の教材アリ
という特徴がありまして、同じ初心者向けのレベルであれば失敗したときの痛手も少ないです。
今回紹介しているSkillHacksと侍テラコヤのWeb制作やWeb開発が学べる講座を比較しても
◎月額2,980円(税込)でOK
◎質問対応は掲示板で、平均30分の回答
〇内容は初心者向け
◎月に1回以上現役エンジニアと会話できる(レッスン)
×全カリキュラムの閲覧などは契約中のみ
◎累計会員は18,000名以上
〇69,800円(税込み)
〇質問対応はLineで、早いとはいえ最長2日かかる
〇内容は初心者向け
×会話によるサポートはなし(頼めばできるかもしれませんが)
◎無期限で質問などが可能
〇累計受講者数は4,000名以上
となっていまして、個人的には侍テラコヤの方がよくない?と感じました。
値段についてもSkillHacksと比較すると21ヶ月分・・・約2年学習すればさすがに何かしらの成果は出せます。
正直、半年もあれば余裕で基礎は身に付くので、かなり安いです。
侍テラコヤは無料会員でもいくつかのテキストは閲覧可能ですので、まずは登録してみるのがオススメです!
システムがどんな感じか様子見できるというのもいい点!
よりレベルの高いスキルを得られる、高めのプログラミングスクールと比較するとSkillHacksは安いので、受講を検討する人も多いとは思います。
しかしそもそも目標レベル感が違うので、比較対象としてどうなのか…というところ。
SkillHacksでしか受講できないコース内容や、どうしても迫さんなどのプロ中のプロに教えてもらいたいという人はいいでしょう。
他のスクールについても比較したいという方は以下の記事を参考にしてみてください!
参考プログラミングスクールのランキング12選【転職、副業、就職の3つの目的別】
SkillHacks(スキルハックス)は評判は悪くないが、あまりおすすめしない
ということで、SkillHacksの評判は悪いものも多く、あまりおすすめしないかなという結論です。
個人的には別スクールの方が良いなと感じてしまったので、同じ初心者向けのサービスなら侍テラコヤの方がリスクも少なそうです。
SkillHacks自体は駆け出すという意味では悪くないと思うので、目標に合わせてしっかりと検討しましょう。
転職希望であれば、本記事で紹介していない高額なスクールの方が充実してると感じますね!
詳しくは以下の記事でランキングを作成しているので、転職希望の人は読んでみてください。